自分の強みを、
会社の強みと重ねて。

許 成禹KYO SEI-U

担当業務:海外営業 2011年入社

得意分野を生かしてキャリア形成

中国出身の私が日本に来たのは、東亜工業に入社する10年前のことです。最初は留学生として来日し、卒業後は静岡県内の企業で貿易業務と外国人研修生受け入れ業務を担当していました。当時の業務は現在と同じ貿易事務でやりがいもありましたが、私自身の未来像を考えた時に、少し不安を覚えたのも事実でした。そこで安定的にキャリア形成ができる職場を求めて、転職を決意。私の得意分野を生かすことができて、さらにビジネスとしての将来性を確信できる職場が、東亜工業だったのです。

国境を越えて製品を届ける

現在は、主に海外貿易や市場調査を担当しています。また、営業部所属ですから、当然お客様へのアフターサービスや技術サポートも必要に応じて対応します。私が入社した頃と比べても、当社と海外との関係は大きく様変わりしてきました。現在、中国をはじめとする海外への売上割合は全体の約25%。その比率は今も拡大しており、数年前には中国に製造拠点を置いて、現地のニーズに現地で応える体制を築いて需要に応えています。また、国が変われば製品にまつわる法律や安全規格なども細かく異なりますので、そういった情報を入手して製造現場に伝え、お客様に届けられるようにカスタムしていくことも、海外営業の大切なミッションです。当社は組織としては小さい会社ですが、その分ひとりひとりの働きに重みがあります。がんばった分だけ目に見える成果が出てくるので、やりがいはありますね。

世界中で通用する製品を目指して

社内から見た東亜工業の特徴としては、「チャレンジに対して寛容」というものがあります。これは、すなわち失敗を過度にとがめない環境であり、当社が成長してきた遠因といえるでしょう。こういった風土の中で、今、私がトライしているのは「世界標準」への挑戦です。実際、アメリカなど日本と電気製品や食品機器の安全規格が異なる国からのオファーを、製品の品質は満たされているのに「認可を取っていない」という理由で泣く泣く断った経験もあり、世界のどこでも出荷できる製品の開発は、営業としても会社としても悲願となっています。技術部門も巻き込んだ大きな挑戦になりますが、これは海外と日本を結んできた私がやり遂げなければならないミッションなんだと、いつも自分に言い聞かせています。
未来の仲間になる方へ
世界中のお客様に、自慢できる自社製品を、自信を持って紹介することができる。そんな素敵な仕事です。
お客様の喜びの声を動力に、プラスがプラスを呼ぶ正のスパイラルに一緒に乗って、未来に進んでいきましょう!